くりっく365とは
日本で行われている先物取引は大きく3つに分けることができます。東京証券取引所などで上場されている株価指数先物などの「有価証券先物取引」、東京工業品取引所などで上場されている貴金属などの「製品先物取引」、東京金融先物取引所で上場している「金融先物取引」です。
くりっく365の取扱通貨は何もかも対円で、米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリア・ドル、スイス・フラン、カナダ・ドル、ニュージーランド・ドルの7通貨です。取引ユニットは1万通貨ユニットで、米ドルの場合は1万ドルからということになります。取引時間は1日約24時間。休日は土・日と元旦です。それ以外の日本あるいは海外の祝日は取引が可能です。
レバレッジ倍率は30倍程度までとされていますが、取り扱い業者によって取引に必要な証拠気の額は異なります。くりっく365は租税で優遇されているため人気があります。くりっく365の租税の優遇はFXの中で唯一認められているものです。
取り扱い業者
くりっく365は租税が優遇されていて人気がある先物取引(FX取引)ですが、取引を開始するにはまず取り扱い業者を選びます。ネットの比較サイトをみるとコミッション、デイトレコミッション、スプレッド、ビバレッジ、モバイル対応、ネットでの口座開設が最もスピーディーにくりっく365を開始することができます。
必要事項をオンラインで申し込んだら、後は免許書や保険書などで当事者確認ができるものを提示します。ネット取引の場合、当事者確認ができたら、ログイン用のパスワードや口座ナンバーが届きます。その後証拠金の入金をし、いよいよ取引が開始です。
くりっく365の租税は魅力的ですが、投資の学習をしっかりと行いましょう。
日経225とくりっく365の違い
日経225(日本経済新聞社の登録商標であり、海外でもNIKKEI225と表記します)とくりっく365には、どのような違いがあるのでしょうか?
主な違いは、以下の通りでしょう。
・取引期限
・取引時間
・ロスカットルール
・金利相当額および配当相当額
・呼び値単位
・取引成立方法
日経225(日本経済新聞社の登録商標であり、海外でもNIKKEI225と表記します)の場合、約3ヶ月という取引期限がありますが、くりっく365の場合は制限がありません。
取引時間も日経225とは違い、ほとんど24時間取引出来ます。
逆に、ロスカットルールがくりっく365にはありますが、日経225にはありません。
また、くりっく365の場合、金利相当額および配当相当額の受払いがありますが、日経225(日本経済新聞社の登録商標であり、海外でもNIKKEI225と表記します)にはないですし、呼び値単位はくりっく365が1円なのに対して、日経225は5円です。
取引成立方法は、日経225がオークション(官公庁オークションやペニーオークションなど、色々な種類があります)方式で、くりっく365が完全マーケットメイク方式なのではないでしょうか。
日経225とくりっく365には、こういう違いがあるので、この点を理解した上でどちらが自分に合っているのかを判断して投資を行ってください